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可愛げのない27歳だったなと自分でも思いますが、実家での3世代同居の経験が現実的にさせたのかも(汗)
実家は完全分離型の二世帯住宅で好きな時に行き来が出来ていたため、孫の立場で生活していた私にとっては天国のようでした。
両親にとっても、介護が本格化してからはとても大変そうですが、そのことを含めても、持ちつ持たれつのいい関係が保たれているように思います。
三世代同居のいい例としてお話しできるような実家での経験ですが、これは、すべてが完全分離型の二世帯住宅だから成立している事なのです。
そのことを体感していた私は、嫁の立場として同居するならば、完全分離型もしくは部分共有型の二世帯住宅で、という条件は譲れませんでした。
リビングやキッチンという、家にいる時に長い時間過ごすであろう場所が一緒なんて、ストレスが溜まるとしか思えなかったのです。
特に、キッチンは絶対に別がいいと考えていました。
家事の中でも、食事作りにかかる労力は大きなものです。掃除はさぼっても部屋が散らかるだけですが、ご飯は必ず食べないと生きていけません。
労力がかかる上に、家族それぞれの生活パターンによって食事する頻度も時間帯も違うため、ご飯がいるいらない、帰る時間など、連絡の手間も増えます。
また、夫は、不規則勤務の仕事に就いているので不在の事が多いことが分かっていました。ということは、私が一人で過ごすことが多くなるという事。
・・・無理無理無理。
どう考えても面倒だしストレスが溜まる要素満載です。これは、お互いに言えることですけどね(笑)
実の母が、父が退職してからの一番のストレスは、ご飯を作らなきゃいけない回数が増えた事だと言っていたので、やっぱりそうだよねー!と、キッチンを別々にして正解だったと思っています。
リビングも、過ごす時間が長い場所。個人的には、リビングも別々がいいと思っています。
ただ単に、好きなテレビ番組観たりごろごろしたり、自由に過ごせたほうがいいもんね!ということではありません。
誰もが、元気で気持ちに余裕がある時は人に優しくすることができます。では、気持ちが沈んだり、イライラしたり、体調が悪い時はどうでしょうか。そういった、気持ちに余裕がない時を想定して考えることが大事だと思うのです。
私はそんな時、一人になりたくてもなれない状況や、必要以上に感情のコントロールをしなければいけない状況は辛いのではないかと思います。
共有部分は、使用頻度が少ない場所にすることで、感情の起伏はさほど考慮せずに過ごすことができる場所にすることがおすすめです。
そんなこんなで、私の譲れない条件が満たされた二世帯住宅の現状はこちらの記事で。
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