新婚当初の20代の時から夫の両親と同居しているのですが、驚きの表情で「若いのに偉いね。大変じゃない?」と何度となく言われてきました。
一般的には良いイメージが全くなさそうな義両親との同居。
10年間共に暮らしてきた義両親との関係についてお話ししてみたいと思います。
関係性にかなり影響するであろう同居スタイル(玄関と浴室・洗面室が共用の部分共有型二世帯住宅)の詳細は、こちらの記事に参考にされて下さい。
優しいお義父さんと太陽のように明るいお義母さん
お義父さん
お義父さんは、とにかく優しい人。夫は、子どもの頃に怒られた記憶がほとんどないそうです。
その優しさは私にも向けられていて、お義父さんが在宅中に出掛ける時は必ず「めいちゃん、駅まで送らなくて大丈夫?」と声を掛けてくれます。
若い時には学生運動をしていたそうで気性が激しい部分もあるのですが、それは家族には向けられず、学生運動時代の話を繰り返してはお義母さんや夫に「もう何百回も聞いたよ」と呆れられている可愛い一面も。
お義母さん
お義母さんは、太陽のように明るい人。やんちゃな男の子2人を育てあげた、肝っ玉母さんです。
今でも現役で働いていて若い世代とも接しているため、私たち夫婦世代の感覚も良く理解してくれています。
私が夫に対して、親に向かって何ていう態度を取るんだ!と怒るようなことも、お義母さんは笑って受け流していたりするので、大らか過ぎてびっくりする時があるくらいです。
お義父さんとお義母さんの共通点
とても仲が良い夫婦で、似ている所はいくつもあるのですが、一番に思い浮かぶのは、お義父さんもお義母さんも義理人情に厚く、多くの人に慕われているという点です。
「他人の為によくそこまで出来るな」と思うような事がたくさんあって、でも、それを口に出すと「やりたくてやってるだけよ」と笑って言われるような気がするので、ひっそりとそんな義両親を尊敬しています。
嫁である私の、出来損ないっぷり
自分で言うのも何だし、自覚あるならもっと頑張れよ!とツッコミが入りそうですが、私は本当に出来損ないの嫁です。
朝が弱くて洗濯物は干してもらっているし、休みの日は遅くまで寝ているし、飲み会があれば終電帰りだし、家事全般苦手で部屋は雑多だし、書き出せばキリがありません。
ですが、私には同居にするにあたって心に決めていた事があります。
それは、自分を良くみせようとして無理をしないこと。
同居生活はずっと続いていくもので、無理をし続けることは難しいと考え、最初から自分を出して、ダメな所も認めてもらおうと開き直ったのです。
・・・ダメっぷりに呆れないで下さい(汗)
ダメ嫁を受け入れてくれた義両親
同居について「大変じゃない?」と聞かれたら、こう応えています。
「大変どころか、義両親がストレス溜まってないか心配」
これは本心で、私のようなダメな嫁を受け入れてくれて、娘のように接してくれる義両親に感謝しかありません。
玄関と浴室・洗面室が共用の部分共有型二世帯住宅であり、プライベートが保たれていること、そして何より義両親の人柄に恵まれて、いい関係が築けているのだと思います。
ただ、恵まれた環境であることを理解しているので「同居っていいよ♪」なんて言うつもりはありません。
「こんな形の同居もあるのね~」くらいに読んで頂けたら嬉しいです。
ちなみに、怒られることもあるし、たまにですが「嫌だな」と思うこともあります(笑)
それは、また別の機会に。
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